取り合い!その時ママはどうする!?
0歳からの「脳育」親子教室
輝きベビーアカデミーOSAKA
マスターインストラクター 杉浦睦美です。
今日は、
おもちゃの取り合い!その時ママはどうする!?
についてお話します^^
子育てセンターやお友達のお家でひとつのおもちゃを取り合い!
当たり前にあることです。
そんな時、
ママたちはどうしていますか?
うちのリトミックの教室でも、
よくある光景です。
「ほら!○○ちゃん!貸してあげて!」と
ママがお子さんの手からおもちゃを奪っていませんか?
お子さんからしたら、とんだ解決法です!!
しかも貸してあげないと
うちの子は思いやりがないのでは?と
心配になったり!
もしくは、
おもちゃを貸さない
意地悪な子どもの母親と思われるのが嫌!
育て方が悪いと思われたくない!
なんていう深層心理もきっとあります。
私も通ってきた道だから
分かるんです^^
うんうん。
でも今は、
公園でも遊び場でも
おもちゃの取り合いになったからって
全く焦らなくなりました。
赤ちゃんの頃は、
モノをとられても「なくなった」と言う感覚なのに対し
8ヶ月から10ヶ月頃になると
「自分のもの」と言う認識が生まれてきます。
執着心も育ってくるので、
自分のものを取られたくないと
取り合いになっちゃうんですね。
そして、2.3歳位までは、
「自分のもの」と「他人のもの」の区別が
まだきちんとついていないので
手元にあるものは全部自分のものだと思っています。
1歳半ぐらいまでは、叱らずに!
他のおもちゃを目の前に出してあげると
すんなり気持ちも切り替わることが多いです。
1歳半以降からは、
自分のものと他人の物の区別がつくように
言葉で繰り返し伝えましょう。
そして、おもちゃの取り合いになってしまった時、
我が子の場合もそうですが、
私が行っているのは、
取り合いになっているその物体を
できるだけ無理やり取り上げません。
取り上げてしまうと、
余計にヒートアップします。
「貸してあげて!」「いやだ~!」
泣く、ひっくり返る、物を投げる…
もう、最悪な状況になりますよね。
ああ、もう駄目だなと思ったら、
サッと代替品を提示してみます。
とにかく、
親だからって言う理由で、「強制」しないことです。
「終わったら貸してあげようね」と
一言添えて相手のお子さんにも
「もう少し待っててね」と
言えば良いのです。
遊んでいる途中に貸すことは
もう一段階成長してからです。
まずは、自分が満足して
遊ぶことで心が満たされ
初めてそこで人の気持ちを
思いやることができるのです。
子どもはどうしても遊びたいものは
待てます!
だから待たせて良いのです。
「うちの子はおもちゃを貸せない思いやりのない子」と捉えるのではなく、
「しっかりと一つの事をやり遂げようとしている」と捉えてあげてください。
満足して終えることができたなら、
強制的に貸させなくても
ちゃんと貸してあげることができます。
それは、無理やり「貸しなさい」と言うのではなく
「終わったら貸してあげようね」と
一人の人として気持ちを尊重した声のかけ方だからです。
もし、相手のお子さんが待つことができずに
他のおもちゃへ関心が行ってしまったなら、
それはそんなに興味のあるものではなかった
ということなので、気にしなくて大丈夫。
お子さんがおもちゃを貸せたときは、
たくさんママの嬉しい!と
お友達の嬉しい!を伝えましょう。
3歳までにしっかりと
自分のものを確保してもらったという
実感と経験があると、
その後4歳以降、
乱暴に取り合いをすることはほとんどありません。
奪われると追いたくなる。
人間の習性ですね^^
取り合いになっても、ママ!
焦らない!
そんな時こそ、笑顔♡笑顔♡
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